mnumeda's Diary

Everyday Rec.(Hatena::Diary よりインポート) 

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別所温泉

mnumeda2011-04-19

20110418 to 20110419
7:00起床。シャワー。洗濯。曇り。トイレの神様催行。
9:30出発。続きは明日の晩UP。
ルート予定 中津川IC〜松本IC〜野麦街道〜西街道R19〜松本トンネル〜
三才山トンネル〜鹿教湯〜平井寺トンネル〜別所温泉
続き記録(20110419)
ルートはほぼ予定通り。時間は所要時間4時間と見積もったが実質的に
チェックインは13:00で30分早かった。
昼食は塩田の寺下のマックスバリューの近くのレストランで定食ランチをいただく。
12:15頃。すこし戻って別所温泉に到着。
車だけ置いて散策と思ったが、和服の中居さんが既にチェックインが出来るので、
ということで部屋まで通された。
「花屋」は大正時代の操業の老舗である。古い建物が維持されている。
離れのように広い敷地に転々と木造和風数奇屋があり、それを渡り廊下がつなげ、
数十メートル渡りを歩いて比較的奥の、離れの二階に通された。
階段も、ぎしぎしきしむ。有形文化財として保存している、と断りがあり、
音は辛抱してくれ、と。
畳や建具は新しく、居心地も、部屋のにおいも問題ない。暖房あり、炬燵が
しつらえてある・・・。「まだ朝晩さむうございます」と。
家内の反応は 「優良」と見た。
荷物を解いて、散策に出る。一帯の案内図はNETで手に入れて居たが、備え付けの
マップをいただいて散策路を聞くと、午後の散策には あらかじめ得た情報の
北向き観音、安楽時、常楽寺・・・適当な距離らしい。
 元来 ここを目的地に選んだのは昨年初夏 長野善光寺と戸隠社と湯田中温泉
出かけたが、帰ってきて 床屋のKさんに「北向き観音」もセットですよ、と言われ
気にかけていた。だから、このコースを設定した。が、北向観音の側は「内は善光寺とは
全く関係がない」とのことらしい・・・。単なる風評でセット化されたらしい。
花屋の塀沿いに登ると木蓮辛夷、ハナモモ、桜があちらこちらで咲いていた。
すぐに、北向き観音の裏側に出て境内に入った。境内の玉垣から上田の街が遠望できた。
北原白秋などの歌碑や愛染桂の大木あり・・・。
 次に外湯の前を通り、山手から 安楽寺に至る。家内は去年から「ご朱印帳」を持参
しているので、神社仏閣では必ず ご朱印を貰う・・・。受付に預けて国宝の三重六角塔を
拝観。境内の湿地に水芭蕉を見る。
 次に 坂を下って常楽寺へ。本堂前の赤松は見事。石塔が重要文化財である。
最後に、上田電鉄の終点駅に電車を観に行ったが居なかった。30分待ちだったので
諦めて宿へ戻る。
 食事は部屋食18時からなので、まず温泉に浸かる。濁りのない硫黄泉。口に含むと
硫黄が臭う。ぬめりはない。男湯は大理石の風呂で、吾一人極楽。家内は展望風呂らしい。
 部屋の炬燵で 夕飯。山菜地物、タケノコ・蕗・蕨・ユリネ・ジネンジョ・タラノメ・
アマドコロなど食に 全く問題はなかった。
22:00男女入れ替わりの温泉に入って、持ち込んだカンチュウハイで〆て完了。

20110419
7:00起床。温泉。雨。雨は昨夜降り出した。
 一晩中雨音がしていた。
離れは 客が6〜7割は埋まっていそうな感じだ。8:00に食堂へ案内される。
ロビーの上階に広間や食堂がある。部屋食の方もあるようだ・・・。
 食堂は古くて新しい、風情があるつくりだ。天井はなく、松の梁がむき出し。
壁も柱も、木造。白壁、テーブルイスも重厚な木製。
 食事も純和風。メインは鮎の甘露煮・湯豆腐・卵料理(温泉卵かオムレツか
出汁巻きか セレクト)、湯豆腐、サトイモの椀・・・。
 無論朝の温泉で空腹も出来ていて、2膳いただけた。朝食としては全く問題ない。
9:30チェックアウト。
 雨は降り続く・・・。このまま雨だと帰って寝るのが得策とした。
一路、丸子方面。信州富士電機シナノケンシなどかつての取引先工場前を懐かしくも
通過。R142に出て 和田峠へ就く。トンネルの前後は、霰や雪模様になる。
 峠を越えて、下諏訪に下りると雨は上がる。
秋社へ参拝する。秋社本殿は改修工事で養生幕で覆われてていた。
 手水は温泉が出ていて熱いくらいだった。
パラパラし出したので急いで車に戻り、春社参拝は後日として 岡谷から高速に
入る。高速駒ケ岳SAで休憩中日差しが出た。駒ケ岳の白い嶺が一瞬見える。
ここで、ナビを「元善光寺」を目的地に設定して、松川ICで降りてしばらく、
県道15号線を高速沿いに南下し、R153へ出て元善光寺へ至る。ここも花の山だった。
ハナモモが特に際立っていた。
 雨は一時的に上がっていた。そのままR153を辿り、飯田の「ガスト」で遅い昼。
13:00。ピザセットを注文。20センチのピザ、日替わりスープ、サラダ、デザート
ドリンクバー付きで@943。
 高速へ入らないで、下道で清内路峠越え。
峠は雪が降ったようで、道の隅は白い・・・。
 木曽へ降りて、馬籠峠を越える。馬籠から国道へ出る前に春の雷鳴土砂降り、暗くなって
R19へ出る間際に、危うく逆走するところだった。
 帰宅して15:30。家内は Iさん宅へ土産を持参した。
無論シャベリの時間が長い。
 16:00飯の支度。家内は洗濯。
冷凍のハンバーグキャベツ添え・・・キュウリワカメ雑魚の酢の物、味噌汁。
 17:00BEER。18:00食完了。
BLOG-UPしていたら、どうも戸外がおかしい。窓から覗くと赤の回転灯、
野次馬らが見えたので 慌てて外へ出てみる。
隣のYさんちの前に救急車がストレッチャーを出してゲート上げていた。
筋向いのKさんちの横に赤いレスキュー車が止まっていた。
その前に 近所の奥さん方5人が心配そうに居た。
「なにごと」と聞くと「わたしらあも、心配して見ているだけで誰が、
どうなっているのか想像しているだけ」らしい。
で、吾は 隣の玄関へ入る。
救命隊5、6名が救命活動中だった。
一人が心臓マッサージ、一人が人工呼吸、などとあわただしい。
隊員の影で被救命者がだれか判らないので更に覗き込むと、頭がやっと見えた。
Yさんのご主人だと判明した。
 自動除細動器の音声がした。隊長が吾を見て、家族か?と聴かれて「隣だ」という。
外へ出てください、と命令された・・・。
 さっきの野次馬らに、自治会長の奥さんが混じっていた。
見たことを話して、家に戻る。
玄関を 半分開けて 家内と見ていた。
やがてストレッチャーに固定された 被救命者と隊員が乗り込んで、
マンション駐車場でUターンした。
隣の奥さんは 戸締りしてから乗車したようだ。
心細いだろう・・・。二人所帯だ。娘は、明智町に嫁いでいて、
昼間は時々 実家に来ているが、明智からだと1時間くらいかかるだろう・・・。
 しばらくは 予断を許さない状況である。
部屋から 隣の窓を見ると、台所の窓に明かりが見えた。消し忘れか、敢えて
点けてか、奥さんの心情が推せる。

 次男は、救急車が居るときに帰宅した。