20171128Tuseday
今日 行くことに決めたのは昨日の朝。
直前になって 昨日今日の快晴の予報になった。
最近 直前改定はよくある。
横尾山から眺め上げた岩稜と その後の予習で、
憧れるところとなった。
4：00起床、洗濯、家内OFF。
5：30出発。中津川IC5：45入り。
予定では 185ｋｍ2°46’所要。
中央道順調。岡谷JC手前の、車線規制はまずまず渋滞前に抜ける。
途中の、南アルプスのシルエットが美しく印象的であった。
原PAで手洗い休憩とスマホナビのセット。長坂IC出る。
H32〜R141横断〜H619〜H23〜H610〜瑞牆林道。
林道に入って A/T アラーム点灯。無視して進行登坂走行。
7：45 駐車予定地に到着。先客の品川№のsuzuki１台。
身支度後 7：57登山出発。木々の葉は落ちて見通しがいい。すぐに五差路、
直進、続いて五差路直進。やがて沢沿いに次第に傾斜が増す。
40分ほどで正面に庇の岩稜が見え、一段 根張りの上に出て、ルートは右だが
岩に向かって直登する。薄いふみ跡がある。
岩に伝い右へ回り込む。ザックをデポして かすかな
ふみ跡を登る。上に庇の岩が見えその下に左に岩の隙間を見つける。
抜けると小さい棚で、南アルプスが見え、直立する岸壁に梵字らしき
遺跡あり。その遥か上部は庇の岩である。9：05。 礼拝の後去る。
元のトラバ道のテープを頼りに登る。
9：30シャクナゲの群生地を通過。
10：00第一ロープ場、以降４つのロープを登り、棚に出た。
10：30富士が木の間に眺められた。何かあるたびに小休止、水分。
次の第五のロープをクリアすると急な谷に雪があった。
その脇を鞍部めがけて登りきると岩稜の隙間に再び富士が見えた。
10：40。またシャクナゲ群を抜けて次第に大きくなる
岩の間をペンキに導かれてやすり岩の根元に到達した。
回り込むと 富士見平コースに合流した。
11：19。ここで初めて人に遭う。2名の若い男性が降りて来た。
われがロープをくぐって出たので、その方もそちらへ行こうとされたので、
「小屋へのルートなら違います」と指摘した。
礼を言われた。「上はアイゼンが要るか？」尋ねた。
「多少ざらざらした雪はあるがそれほどでもない」との応答。
互いに礼を言って上下へ別れた。
その先はメインルートで 大岩の登山道の幅が広い。
百名山休日ラッシュに対応できる幅である。
だが 年寄りが膝を胸に付けずに登れる小さな段差を見つけるのはやはり
テープ目印しかない・・・。
隙間や日陰はアイスバーンもある。
鎖場もある。上から中年ペアが降りて来た。女性の方はチェンを靴に履いている。
11：50不老滝ルートに合流。さらに岩陰に雪があり、溶けた雪が岩の表面を覆い、
鎖場が便りで、登ると梯子があり、それを登りきったところが頂上である。
12：00頂上に立つ。三角点なし。
方位盤・標識２P・こんもりした岩山は 20平米か。
背後登ってきた方向、は、木に阻まれて見通せない。
八、中央、南ア、金峰、富士など北西〜南東は広く見晴らしがいい。
若い男性が一人炊事や取材、ウエアを天日干しされていた。
すぐに中年女性一人来られ、撮影。標識前で互いに撮影協力。
彼女は吾の後 カンマンボロンから登ってきたという。
炊事は風をよけ、豚汁うどん＋稲荷寿司。彼女もカップめんを摂っていた・・・。
高齢の方がひとり上がってきた。
その方は食べず 先に下って行かれた。
吾がすぐに追い越すことになり その後、先の若い方に追い越された。
ジドリ協力の彼女は 不老滝ルートを下るらしい。
われは炊事用具を畳んで 眺望取材して すぐに下る。30分の滞在。
足元が滑るときは鎖やロープは誠にありがたい。
大岩がごろごろしている、富士見平コースを下る間に 登山者1名に遭う。
約一時間大岩の間、を尻滑りながら降り、鎖場も2か所あり、シャクナゲもあり。
一時間半で 天鳥川を渡る。ここから尾根上への登り返しがつらい。
14：24富士見平小屋通過。道は次第に平坦で広く、荷揚げ無限軌道車が通る道だ。
林道に荷揚げ車が2台停まっていた。
林間からやすり岩を見上げる道が続く。
芝生公園方面へ分岐して天鳥川を丸太橋で渡り返して、車に戻った。
15：30である。目論見比 ＋1°30’超過。
遭った方は都合8名。
山の印象、さすが百名山。横尾山から憧れてみた甲斐があった。
超過原因は、「カンマンボロン」・「急登」・「ルート不明部分あり」・
「段差の過大 ロープ鎖場が多い」であろう。
18：30自宅帰着。
シャワー、山着洗濯。摂食。ヴァンテリン塗布。
20：30PHOTO整理。
22：30就寝。
帰路 黒森集落から 振り返ったら
