mnumeda's Diary

Everyday Rec.(Hatena::Diary よりインポート) 

アクセスカウンターアクセスカウンターアクセスカウンター

在原業平

八橋

090511「からころも きつつなれにし つましあれば
          はるばるきぬる たびをしぞおもう」
6:45起床。シャワー。
 9:30出発。親友とカキツバタのお寺へ向かう。
高速で、中央道〜環状〜湾岸で豊田南ICで下りた。
ナビが古くて、湾岸も豊田衣浦バイパス(R155)も載っていないので、勘で走った。
 時期的に不安だったが、細い路をナビにしたがって行くと、駐車場はほぼ満車だった。
並んでるほど出なく、入る方出る方が適当で、空きもあった。近くの野球場が臨時Pになっていた。
交通整理の方も出ていた。これが昨日だと、駐車は問題があったろう。
 
 無量寿寺。処は、知立市八橋町。最も、名鉄が近くにあり、三河八橋駅は直近だったので、電車で来られる。
ほぼ咲きそろった感じで、花は新鮮だった。
境内には、カキツバタ池が7、8箇所あって、これから増やす計画の池もあった。
境内の樹木は古く、適当な日陰が池におちて、湿地を守っていた。
 http://www.city.chiryu.aichi.jp/0000000863.html

 到着は10:30で、本堂も神社も参拝して、見終えたのは11:30で、無量寿寺を後に、R1を越えて
豊臣機工の信号からR1に出てすぐ前田信号を左に入り、八ツ田の交差点の「徳兵衛」に入って回転寿司の昼食にした。
 「徳兵衛」は初体験だった。
回転テーブルにはほとんど載っているものはなく、テーブルから声を掛けて好きなものを注文して食べた。
回っているのを食べたのはイカだけだった。
 鉄火も軍艦も作りたてだと海苔がパリッとしていて、それだけでうまい。
二人で、2300円程度だから、並を食べた感じだ。
無論高い、色の濃い皿は少なかった。
 職人と距離が近いので、回転の感じが薄い。

 後は、途中でお茶をいただいてゆっくり帰った。
リタイヤしたわれわれの特権はこうした、平日の楽しみだろう。
車内での話題はもっぱら、老化の減少や、今の幸せや恩恵を長くいただくためには、
それなりの節制や管理しかないというのが結論だった。
 親友の、長兄は鬱で体調不良だし、すぐ上の姉は動脈剥離で65歳でPPKだったらしい。
省みて我が家では自分の兄弟はまだ現役で一人しかいない。
 家内は、兄弟が多いが、すぐ上の兄は40代で脳溢血死している。

だから、周囲を見回してみても、囲い込みは次第に狭まっていることを意識して、悔いなくきれいにいきたいと願うのである。

 平均余命は指針ではあるが保証ではない。
保証はないが、まだだ・・・と感じている。
今の、この「比較的正常な」時間に、身辺を整理しておくべきだと心底思う。
カキツバタの清冽さはそう言っていた。