mnumeda's Diary

Everyday Rec.(Hatena::Diary よりインポート) 

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二十余年前の記憶

mnumeda2012-01-10

20120110
6:45起床。不燃ごみ・資源ごみ 出し。最大の量はアルミ缶。PETやガラス瓶は少ない。不燃ごみはスニーカーを更新したので2Bとなった。恵那市ではスニーカーは不燃ごみだ。金属は全くついていないが・・・。
 帰宅して シャワー・洗濯。快晴。
最近 やたらに現役時代の、記憶が蘇る。確かに、憧憬にかかわる事柄である。
 それを 胸の内で転がしながら 散歩に出た。
冷えて、池は全面結氷、しかし 厚くはない。いつも持参するCX4はバッテリ切れで
充電中であり、今朝は 散歩に集中するはずだった。
 だが、胸の内で転がした記憶は 蘇るのを待っていたようだった。
確か1990年代初めか1980年代終わり、彼女は30歳代後半か40歳台に乗ったばかりの、
子育てを一段落させた新入社員だった。社内子会社籍の、今でいう派遣社員で製造現場に
配属され、間がなかったころのこと。たぶん5月だ。晴れた日の午前、彼女は怪我をした。労働災害だ。作業中、金型のばねが疲労破壊で破損し、破片が至近距離の腹部を直撃した。厚手の上着を突き破り、その下のジーンズも突き抜け、下着も突き破り、皮膚を抉って止まったようだった。現場に居合わせたのではないが、治療のため、総務の事務所へ来て、女子事務員に見せた。たまたま居合わせた 技術系で畑違いだった吾を「現認者」ということで、傷を確認するため 総務へ呼ばれた。女子事務員のほか総務には誰もいなかった。やむ得ない。彼女は自ら上着をめくり上げ、ジーンズと下着もずらして 吾に傷を見せた。腹の肌は 白く肌理が細かかった。傷から出血はわずかだ。傷口は6〜7ミリ四方で深さは5ミリほど。皮下組織がピンク色で血がにじむ。流れ出てくることはない。安心した。吾は、腹に触れたい衝動もあったと思うが、最後に肌の色をもう一度確認して目をそらした。「早く病院へ行ってください」と事務員に指示した。傷の位置は中心より右、臍より下、盲腸より上であろう。焼きついた記憶は消えぬ。二十年以上前のことだ。ただ残念なことに、その十年ほど後、彼女は骨盤内手術をした。その手術痕の大きさは吾に知る由もない・・・。
 そういう記憶だった。吾の憧憬は そうした鮮明な記憶から惹起し 陽炎のように漂う。
散歩は どう歩いたかも記憶に残らぬほどだった。顔見知りに挨拶されて、我に返るありさまだった。
 帰宅して 年末から気にしていた柿木の整枝をした。次男が出かける、といいに来た。
昼は、飯とチャンポン麺。
 午後、買い物はみかん。ついでに「あかのれん」で散歩用ウエアを上下買う。ネックウオーマも。冬の間普段着の上に来て散歩に出る目的着だ。
 帰宅後読書。
15:00BLOG-UP。16:00飯の支度。
豚肉生姜焼き・キャベツ千切りサラダ・コロッケ・カボチャ・澄まし汁。
 17:00BEER。18:00摂食終了。
晩、「クロ現」特集を観る。暗い話だ。吾が過去に逃げる精神構造もそうした環境からくるのだ。