mnumeda's Diary

Everyday Rec.(Hatena::Diary よりインポート) 

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「あとすこし!」

mnumeda2012-01-11

2012011
7:00起床。シャワー、洗濯。快晴。家内OFF。
 家内は嫌な咳をしていた。風邪だ。会社でもらってきたのだ。誰に移すか、吾に移るか。
9:00散歩。池は結氷なし、降霜なし。夜中に曇っていたせいだろう。
 日の出とともに晴れて風が吹き出す。
どんぐりの小道を先に行く人がいた。町内のWさんである。すぐに追いつく。
 挨拶して追い抜く。買い物に行くらしい。奥さんもTを辞めたらしい。足が痛いとか。
阿木川を下って帰る。対岸にアオサギ、手前の縁にシラサギ(たぶんチュウサギ)がいた。
 帰ると家内は居なかった。風邪を押して予定していた無尽で、水戸屋へモーニングに出かけたのだ。
 吾は、読書。次男は外出した。入れ替わりに家内帰宅。咳をしてる。
11:30一人残飯で済ませる。そのとき、かすめた不安。
一人になるということは、そういうことなのだ。加齢と孤独の問題は。
 妄想やストーカー、粗食、省略、怠惰、ネグレクト・・・。独りはそうした悪魔的短絡思考を助長するのだ。それを自覚することが必要であるのだろう。
 13:00家内は韓流を見ているので、吾は二度目の散歩とした。独りなら、そうしたであろう橋のたもとの上空に心は飛んでいた。トンビでもカラスでもいい・・・といつも思う。
それは麻薬のような味の、妄想だった。
 カラスなら、いつでもその甍にいて麻薬に浸る・・・。
そうした気持ちを振り払って散歩に出たのだ。雲が多くなってきて、南に筋になってやがて日のいるところまで昇った。
 阿木川公園へ向かった。公園駐車場は 休憩しているサラリーマンやダスキンウーマンが車を並べていた。外を歩くような殊勝な人はいない。暖かい車の中で居眠りや食後のお茶を楽しんでいる。あと4時間足らず、凌げば今日も無事に帰宅できる。
 ラジオが時々パチンコの宣伝で「あと少し。あと少しです!」と誘うCMを思い出す。
その車の群れに、「あとすこし!」と声なき声で言ってやる。
 「こころ」、の横を通って帰る。運が良ければ吾もいつの日かお世話になるナースや介護師がそこで頑張っている建物を見上げて帰る。
 帰宅14:00。居間はTVがうるさいので二階でPC相手に、山や中山道の下調べをした。
今日の山候補は、北夕森山。プリントした。街道は、武佐から草津か瀬田までの二十数キロ、瀬田から三条大橋までの二十数キロ。一泊すれば踏破できるできそうだ。足が弱らぬうちに。一方北は熊谷~日本橋だ。この下調べは後に譲る。
 15:00BLOG-UP、16:00飯の支度。家内はTVを見ているが毛布をかぶって電気化^ペットの上で寝ていた。
 今夜は、鏡開きで、鏡餅を下げてぜんざいを一杯/人仕込む。副は マカロニエビグラタン。
 明日の朝は冷えるという。夜になって風が出だす。窓の外では空気がひずんで星が瞬いている。この夜も、その風は 万人を時の片隅に吹き寄せて茫漠たる砂の荒野へ放り出す・・・。