mnumeda's Diary

Everyday Rec.(Hatena::Diary よりインポート) 

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悪魔の坩堝

mnumeda2011-03-14

20110314
6:30起床。シャワー。家内ON。晴れのち曇り。
 7:15出発。気の所為か R19は空いている。
8:00コンペスタート。4組の先頭スタートで会長と同組である。
 こういう組み合わせはめったにない。
前半悪く後半よかった。大波賞レベルだ。
 幸運にも 雨は遅れていて降らなかった。日差しがあって風はなくセーターを脱ぐ
状態だった。
 コンペに家内が欠席したので メンバーからしつこくどうした?と聞かれる。
会長にしてみれば 他所のコンペで浮気してはしまいか気になるのだろうか。
 和やかなコンペだったが 皆一様に 震災の重さを背負っていた。
果たして こうして浮かれ遊んでいていいのか,という気持ちがどこかにある。
 しかし 考えてみれば 罹災していない人々が全員応援に駆けつけることは
不可能だし非現実的だ。神戸の経験者はTWで、呼ばれもしないのに行くな、
送ってくれと言ってないのに送るな、外から安否確認は心配でも我慢せよ、と助言。
 まず その役目の方々を全量投入し、それ以外の方は通常の生活や仕事を継続しないと
経済が疲弊してしまう。
 非常時だから 関係ない地区で旅行を取りやめたり、キャンセルすれば
関係者の職場は瓦解する。
13:30ホールアウト。
 その後昼食 表彰式。いつもの方が優勝。上手な方がBBやBMだった。

帰宅してみると 東京は混乱していた。計画停電の影響である。
あらかじめ、想定された事態ではなく突発対策では混乱は仕方がないが、
 せめて 早めのシュミレーションが必要であった。
ここで最も必要なのは 国民全体の節電しかない。それには 政府が指針を示し
全国民のなすべき節電の仕方を徹底すべきだ。
 16:00飯の支度。
カレーライス。最も簡単、初心者メニュウーである。
 17:00水割りはやめて ハイボールをいただく。
次男が18時過ぎに帰る。
 トヨタが操業しないのでカンバンが出ないのだ。しかしラインが動く企業も
あるので全面停止は出来ないらしく明日も出勤するらしい。
20:00福島第一原発2号機炉心溶融の可能性を否定できない、と発表。
ついに 海水注入の最後の手段も神は拒否したのか。
原子炉圧力容器が破損すればスリーマイルレベルでは留まらず チェルノブイリレベル
に至るのではないか。
 今更ではあるが、かつて世界ではM9クラスの地震津波は存在したなら、
これを安全基準にしなかったわれわれが甘かったのだ。
 電力があるものとして 設計され、非常用発電機も起動に失敗し、海水もうまく
注入が出来ず、水位計も信頼性がない・・・。
 悪魔の坩堝を 餓鬼に与えたのか。他の原発は今から 非常時のシュミレーションを
実施し、停電時の、津波時の 体制の万全を期す必要がある。
 我が家は 御前崎から100キロ敦賀から150キロである。