mnumeda's Diary

Everyday Rec.(Hatena::Diary よりインポート) 

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母の手垢

現行確認

090221
     7:00起床。起き辛い朝だった。コンサートの余韻、脳の緊張の疲れか。
 8時半から定期掃除開始。
なんとなく念入りに拭き掃除とこびりつきを魔法のスポンジで擦り取る。
母の手垢がついた壁やドアを擦るのは、哀しみの瘡蓋をはがすに似る。
跡形がなくなることへの拘泥が手を鈍らせる。
感傷的な時間は普通の仕事の襞に埋まり、やがて霧散して行く。
床の傷は、消しようがない。コタツを引き寄せた母の手力が幾筋も残った。
 今夜は、自治会の委員会がある。忘れないようケータイにアラームを仕掛ける。
それまでは、明日、持ち帰るものの選別をし、散歩にも行きたい。
 10時過ぎに散歩。
寒風が吹き荒ぶ。
対岸(北岸)の河川敷で少年サッカーのボールが川に落ちて風で吹かれて川の中へ。
こちらの野球場では、少年野球が試合をしていた。
観戦の親は寒風に晒されて、足踏みをしていた。三河・豊田の車が多かった。
 散歩道の真紅の木瓜は満開になった。
辛夷の、花芽の外套は大きくなっていた。ハナミズキの蕾も空へ向けて準備を整えていた。
その下で交番のお巡りさんが、駐車違反の取締りをされていた。
 
帰宅して、チャーハンに取り掛かった。
顆粒出汁がないので、冷蔵庫のカレールーのひとかけを入れる。
午後は、コーナンへ行って、フロアの傷隠しの資材はないか調べる。
洗面台もホーローの傷はタッチペイントかスプレーで目立たなくする。
タッチペイントは少しでも500円、スプレーの方はホビー用の極小サイズで380円だったので、即買う。
帰ってすぐに、マスキングして、2度塗りスプレーで補修完了。
問題は、フロアの傷だけだ。
  
 箪笥の上や後ろのすきまの塵を整理する。
たんすの上の封筒に、東芝キャリア取説があって、探していた配管穴のキャップがそっくり、発見できた。エアコン撤去で、空いた穴をこれで塞げる。
 
 15:40自治会長より電話あり、新年度統括会長に区政協力員のはんこを押してもらえず、「出来ない」と言う理由で事実上棚上げになっているらしい。
今夜の役員会は30分で終えて、後は善後策と説得に協力してくれとのことで、了解した。従って、今夜は遅くなるのを覚悟してくれとのことであった。
自治会長は大変だ。しかし、引き受けた方が卑怯だと思う。