mnumeda's Diary

Everyday Rec.(Hatena::Diary よりインポート) 

アクセスカウンターアクセスカウンターアクセスカウンター

帰宅/萩・岩国/石見銀山・津和野・宮島

大潮

090212
6:00起床。シャワー。7:40家内を恵那へ送る。
  恵那には9時過ぎに到着。
着後、土産やら、荷物を下ろして、仕分け。居間で新聞閲読。
家内は蓄積した洗濯をこなす。
  10時、広島の菓子でお茶。10:30恵那市図書館へ向かうが休館日だった。
祝日明けの感触がなかった。仕方もないで、散歩に出る。
  JR沿いの道を下り、線路をくぐって、阿木川左岸を歩く。阿木川は濁り汚れていた。
寒天加工や製紙工場廃水の所為だろう。水鳥もいない。名古屋の黒川や矢田川より明らかに汚い。
これを名古屋市民が飲料としている木曽川へ流し込むのである。
  暗澹たる気分で帰宅。家内は旅行中のたまったDVD録画を軒並みチェックしていた。
昼は、てんぷらうどんを頂いて、名古屋へ戻った。

090211
     6:00起床。大浴場に行く。一人だ。誰かが少し前に入った形跡はあるが、ゆっくり浸かっていても誰も来ない。
7:05朝食会場へ下りる。和食・納豆があり、何年ぶりかに頂く。
フグの干物を卓上で焼く、鉄鍋で水炊き、のり、蜆の佃煮、雑魚の佃煮、など、飯をお変わりしたかったが、大浴場の体重計で、強迫観念が生じていて、我慢した。
  8:00出発。
萩焼窯元の、轆轤の実演・販売所で時間消費。安い萩焼湯飲みを2個調達、息子とその彼女への土産らしい。
  8:30次は吉田松陰神社。
バスガイドの見事なガイドで、松蔭旧跡をくまなく歩き、神社本殿前で解散。
定刻にバスに戻る。この間八千代松蔭高校の観光バス3台が、来ていて資料館へ入った模様。
  9:30 萩城下町を散策。ガイドは、木戸孝允旧宅など一部を説明ガイドし、途中で解散。
家内と萩高校の松や、「北門屋敷」を表から確認。
  古い町並みの保存状態は実にすばらしかったが、実際に暮らす人々の苦しみも感じられる・・・。
10:30秋芳台へ向かう。秋芳洞の上部入り口から降りる。下の入り口へ出て、昼食。食後みやげ物街を散策。
石を加工して土産にしている・・・。秋芳台のカルストは自然保護観光とセメント産業と二つが50:50で成り立っているらしい。
  13:00出発岩国へ向かう。
錦帯橋見学、周辺散策。佐々木小次郎のツバメ返し伝説のブロンズ像を興味深く見る。
巌流島は程近いのだ。
  14:40広島へ戻る。山陽道〜広島着16:50.
家内はみやげ物を物色する。荷物もちに徹する。寛容と忍耐はその時間に凝縮された。
  かきしゃもじ弁当とBEERを調達して17:46望み96号で一路名古屋へ。途中岐阜羽島あたりで大雨がのぞみを打ったが、名古屋では上がっていた。
20:08名古屋着。
ツアー同行者と別れてJR中央線大曽根で下車、地下鉄へ乗り換え砂田橋へ。今夜は家内は、名古屋どまりで明日恵那へ送ることとした。

090210
6:00起床。シャワー。7:00バイキング朝食。
1Fのビュッフェの席は半分ほど埋まっていたが、スムーズに食事できたが、その後続々宿泊者が来て満席状態になり、料理の前は人だかりになった。われわれは一足違いで先んじた。デザートが貧弱であったのが残念。
もっとも、weight contには丁度いい。
  バスは一般道から北上し、市内から抜けて山又山の広島北部を抜けて、261号から川本、石見銀山へ向かう。
龍源寺間歩は見学できないのは残念ではあるが、地元ガイドの女性が博識博学ではきはき説明されて、遺憾は去る。
町並みの歩いてのガイドツアーも良かった。
  観光客は少ない。シーズンオフの上、間歩が通れないのが致命的だろうか。
世界遺産センターの前の駐車場で、雲って寒空が理由で車内弁当を頂く。
ガイドも、添乗員も運転手も、客の4名も同じお茶と弁当でファミリーのようだった。食後、世界遺産センター。丁銀のレプリカが3倍サイズで展示されていた。
元来丁銀は切断して取引するので、丸々残っているのは貴重品で、本物は県の博物館らしい。
 午後、次の津和野へ向かう。9号線。海岸沿い。
途中浜田のPAで、地酒720ML、たこ足干物を買い込む。バスガイドはバスが走っている間中、話し続け途切れなかった。
博学博識に舌を巻いた。
名を佐伯さんという、せとうちバスの、アラフォー世代と思われる女性だった。
今回のツアーは彼女のおかげで価値が高みに維持できていた。彼女なら、どこのつまらない俗観光地でも満足させる実力を感じた。
 津和野は3時ころ、現地ガイドの最高峰の方だ。
無論ほかに団体がいないからである。
津和野の鯉は、エサの食べすぎで太っていた。古い町並み、清流の鯉、小判を敷いた源巻き?・・・
サスペンスドラマのロケ地、山口線SLの人気、TSUWANOという耳障りでない余韻のある響き。
 バスは、萩へ向かう。
萩観光は明日、直接町を横切って、笠山の萩観光ホテルに到着したのは17:30であった。
飯は18:30よりということで、まず大浴場温泉に行く。
 客なし。バスは1台のみ、客室稼働率ざっと10%。
露天風呂も存分に独り占めで楽しめたが、同行のTさんが後からやってきて、多少はどこのなんの仕事か聞けた。
半田の、JFEのOBらしい。毎月奥さんとどこかへ出かけておられる・・・。先月は道後だったらしい。
 晩飯は、生中を2杯家内は1杯頂いて、フグずくしを戴く。
贅沢を言えば、フグに味なく、醤油やポンスがイマイチで、フライが一番の出来だった。
 引き上げて、どこへも行けぬロケーションなので、買った日本酒を戴く。家内と蛸足でぺろっとなくなる。
 夜、日本海に満月がかかる。

090209
  5:30起床。シャワー。
昨日は、午後は、西側の、生垣や、南天徒長を剪定し、ゴミ袋大に3Pの整理をした。
一応家の周辺は、3段階の剪定整備ですっきりした。晩は大鍋にカレーを作って家内が仕事から帰るのを待つ。
飯は5合炊く。明日の朝も息子等は食べて空にする予定だ。
 食後、名古屋へ向かう。 名古屋では、家内は風呂上りに安ウイスキで酒盛りを実行。
11時に就寝した。

 7:30地下鉄で名古屋へ向かう。
改札前に構内キオスクコンビニでサンドイッチ、お茶仕入れる。
 8:38のぞみで広島へ向かう。席は満席だ。ED席は比較的観光客が多い。
ABCは前日当日買いのサラリーマンが多い。
 2時間ちょっとで降車時間10:57となる。

 改札出たところが待ち合わせの場所、背の低い中年のバスガイドが旗をもって待っていた。
先客は年上の夫婦70歳程度か。遅れて添乗員30代か?女性Kさん。
 驚いた、このツアーは4人だけ。
バスは大型40人仕様。客4人(二組)に世話係3人なのだ。添乗員・バスガイド・運ちゃん。
 催行決定なら、1名でも・・・らしいが、さすがどの世話係のかたがたも、この少なさは初体験だという。
 しかし、せとうちバスのガイドの佐伯さんは見事な技術を披露された。
兎に角、この先3日間、知識欲は人一倍強い自分を居眠りさせなかったのは彼女の実力である。
 この、特殊な極小規模団体旅行の最大の功労者は、佐伯さんだろう。感謝の念に堪えない。
豊富な知識経験努力研さんが、言葉の端々に伺われた。

 バスは宮島へ向かう。
現地で現地ガイドがいたが、佐伯さんにやってもらいたかったがそうも行かないらしい。
大勢なら二手に分かれて説明もあろうが、何しろ4人では佐伯さんは出る幕は失われてしまう。

 宮島には鹿がいる。野生らしいが、凶暴らしい。
潮は、満月の大潮で引いている途中だった。大鳥居が全部干上がるまでは居れなかった。
 梅が咲いていた。芳香がした。

 宮島はやはり、シーズンオフで、まばらな人だった。
(090213へ続く)